純粋な心は人生の宝だ。
純粋な心があるから、人生は美しいし、愛おしい。
しかし、純粋な心は時として、人生を生き辛くもする。
例えば誰かに騙され、裏切られ、傷つけられた時、純粋な心があればあるほど、人間の心は深く傷がつく。
そんな場面に出くわす度に、人間は自分の心を守るため、純粋さを切り捨てていってしまう。
けれど、純粋さを捨て、誰も信じず、希望を抱かず、日々淡々と生きていく毎日の中に、果たして人間の幸せはあるのだろうか。
人生に希望を見出せないのは、自分の純粋な心が輝いていないからだ。
世界中の何もかもに興味を抱けないのは、世界中が真暗闇なのではなく、自分の純粋な心が、世界を照らせていないからだ。
純粋な心があれば、何もかもが輝いて見える。毎日が楽しくてしょうがなくなる。
どんな孤独や恐れにも負けてはいけない。
自分の純粋な心は、誰に託すでも頼るでもなく、自分自身の力で守り、輝かさせなければならない。